CASES

解決事例

相続人が多数(10名以上)に上る遺産分割調停事件において、迅速な解決が得られた事例

相続財産 不動産 預貯金 有価証券 動産
被相続人との関係
相続人 合計12名
争点 遺産の具体的な分割方法

思い入れのある不動産の取得

750万円

事案の概要

依頼者の叔父2名(本件事案の被相続人)が数年前に遺言書なく他界しました。被相続人らの資産は、不動産、株式、預金、自動車等多数にのぼるもので、相続人は依頼者含め親族10名以上となりました。

当初、依頼人本人が遺産分割調停に出頭していましたが、身体が不自由であり期日への出頭が大きな負担であったこと、調停における分割の方向性に全く納得ができず調停が進まなくなったことから、当事務所に相談に来られました。

対応と結果

本件は、遺産分割調停の当事者が多数に上るにもかかわらず、弁護士を代理人にしている当事者が誰もいない事件であり、非常に進行が混乱していました。

委任を受けた後、全ての遺産を弊所にて整理し直し、調停委員会に対し分割案を早急に提出いたしました。

また、依頼者は、一部の不動産に対し強い思い入れがあり、その不動産についてはどうしても売却されないようにしてほしいとのご希望がありましたので、知恵を絞り、可能な限りそのご希望が反映されるようにいたしました。

他にも、他の当事者らの希望が全て噛み合うよう、調停委員会と協力し、解決が早期になるように動いて参りました。

その結果、ロックアウト状態となっていた調停が一挙に動き出し、弊所弁護士が関与の後は、早期に調停成立となりました。その後は、唯一の代理人弁護士として、早急に登記関係の処理を行うなどさせていただきました。

本件は、依頼者は当然として、他の全ての当事者も納得できる、非常に良い内容の遺産分割となりました。

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