CASES

解決事例

不同意わいせつで逮捕・勾留されたが、勾留満期前の示談成立により不起訴処分を得た事例

タイミング
  • 逮捕直後
事件の概要及び罪名 ご依頼者の両親は、息子(成人)を不同意わいせつで逮捕したとの連絡を受けた。すぐに、事情を把握するする必要があるため、当事務所への相談に至り、接見に赴いたところ、その息子がした犯行の態様は、とある繁華街で友人と飲酒した後、その友人と帰り道を歩いていたところ、女性の後をつけ、夜道に差し掛かったところを後ろから抱きつくなどわいせつ行為をしたため、後日防犯カメラの映像等によって特定され、逮捕勾留された、というものであった。 ※プライバシー保護のため、内容の一部を加工しています。
結果
  • 示談成立
  • 不起訴処分

示談成立により不起訴処分

弁護士の対応

ご両親からのご相談が早かったため、逮捕されて間もない段階で接見をすることができた。

詳しく本人から事情を聴いたところ、事案の概要でご説明した通りで間違いはなく、犯行の態様からすれば起訴も十分あり得る事案でした。

担当検事を通じて、弁護人限りで被害者の連絡先を入手し、早速被害者と連絡をとりました。示談金に関してはかなり高額な金額が要求されましたが、ご依頼者の事情も誠心誠意お伝えしたところ、当初の金額より減額された金額で、かつ宥恕文言が入り、さらに清算条項も付することができましたので、刑事上も民事上も解決する示談が成立しました。

早速、担当検事に連絡し、担当検事からも被害者に連絡がいき、内容の確認等がなされ、示談締結から翌日には釈放されました。

 

弁護士から一言

今回は不同意わいせつという性犯罪であり、犯行態様からも起訴されてもおかしくない事案でした。

弁護人としてはご両親が早期にご依頼いただいたおかげで、示談成立に向けた弁護活動を速やかに行うことができました。交渉の過程で、加害者からイレギュラーな対応を求められることもありましたが、こうした求めに対してもきちんと対応していくためには、早期の弁護活動が必要となります。

 

 【関連記事】 👇こちらもあわせて読みたい
♦ 突然、家族が逮捕された場合における弁護士の役割の重要性について

♦ 刑事事件における示談の方法は?自分で示談交渉できる?

 

解決事例一覧