インターネット上の口コミにより名誉を毀損されたとして、投稿者を特定し、150万円の支払いを得た事例
タイミング |
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事件の概要 | ご依頼者は、教育機関を運営する団体であり、インターネット上の口コミで事実無根の内容や虚偽の内容の口コミが投稿されたため、投稿者に対し、投稿の削除と損害賠償請求を求めるべく、当事務所に相談に至った。 ※プライバシー保護のため、内容の一部を加工しています。 |
結果 | 投稿者特定後、150万円の支払いを得る |
投稿者特定
約150万円
弁護士の対応
投稿内容が大変な長文であったため、投稿内容を一つひとつにつき名誉毀損に当たり得るか、また事実無根ではないことや虚偽ではないことの証拠も検討しました。
相談時は、問題の投稿から約1週間が経過しているタイミングでしたので、ログ保存の期間経過の心配もそこまで高くなく、諸手続によって相談から1か月半程度で投稿者を特定することができました。
その後、投稿者と示談交渉を行い、ご依頼者の希望に沿い、問題の投稿の削除と損害賠償金の支払い、その他口外禁止などを加えた内容で示談が成立し、本件は解決しました。
弁護士から一言
本件は、ご相談・ご依頼から事件終了まで3ヶ月というスピード解決でした。
ご依頼者が個人病院経営の医師ということもあり、長期化すれば口コミによる集客などの損害はもっと大きかったといえるでしょう。
口コミは店などを検索し、どの店にするのかを判断するための一つの材料となるものです。良い評価もあれば悪い評価も起こり得る中で、あまりにも悪質なものであれば、本件のように削除や損害賠償請求をすることも一つです。
特に病院においては近隣の同業他社の医師や従業員が書き込んでいる場合も多く、その様な場合には放置しても何年にも渡って投稿されるリスクがあるので、抜本的解決が必要になります。
口コミ被害でお困りの方はお気軽に当事務所までご相談ください。
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