傷害事件で逮捕・勾留された事件で、被害者との間の示談及び準抗告による早期釈放に成功し、不起訴処分を得た事例

本件では、被疑者が逮捕・勾留されているところを、被疑者親族からのご依頼で、直ちに留置場で接見を行いました。

また、警察を通してすぐに被害者の連絡先を入手し、被害者と面談を行い、解決金を支払うこと、被害者が被害届をとりさげることを内容に加えた示談が成立しました。

示談成立直後、直ちに捜査機関に対して示談書を送付するとともに示談成立により勾留理由が消滅したとして準抗告を申立て、翌日には被疑者は身柄を解放されました。

その後、担当検察官から不起訴処分通知書が届き、本件は終了しました。

本件は、当弁護士による早期弁護活動が、ご依頼者の身柄釈放、そして不起訴処分獲得に奏功した事案でした。

弁護人選任直後は、被害者との示談を試みます。難航する場合ももちろんありますが、本件は迅速な示談成立に至ることができました。

その後、裁判所に対し、示談が成立したこと、その中で被害者がご依頼者を許していること、被害届が取り下げられたことなど、勾留時からの事情変更を根拠として、勾留の必要性がない旨を主張立証することでご依頼者は早期に身柄が解放されました。ご依頼から身柄が解放されるまでは３日程度とスピード解決に成功しました。

このように刑事事件では、早期の弁護活動が早期の身体拘束からの解放に大きく影響してきます。

身内が突然逮捕されてしまった、又は逮捕されるかもしれないという不安でお困りの方はお早めに当事務所までご相談ください。