CASES

解決事例

不同意わいせつ被疑事件で、警察の取調べについて事前に打ち合わせをするなどの対応をし、不起訴処分を得た事例

タイミング
  • 警察の任意での取調べ前
事件の概要及び罪名 事案の概要 ご依頼者は、深夜の帰り道、路上で寝ている女性がいたため、安全確保と介抱の目的で、最寄りのホテルに連れて行った。依頼者に下心はなく、女性がホテルのベッドで横になって休んでいる間は、その場に留まることにした。その後、女性が朧気ながら目を覚ましたため、女性と一緒にホテルを退館し、その場で別れた。その後、警察からこの件で連絡を受けたため、その対応について当事務所に相談に至った。 ※プライバシー保護のため、内容の一部を加工しています。
結果
  • 不起訴処分

弁護士の対応

依頼者から当時の状況や女性との会話内容によると、依頼者は、当該女性に対し、わいせつ又は性交行為を一切していない、とのことでした。

弁護人としてはもちろん真実であると信じていましたが、今後行われる取調べにおいて依頼者の供述によっては捜査機関に違うように捉えられる懸念もありましたので、取調べが行われる前に、当職と依頼者とで、想定される問答の打ち合わせをし、取調べ当日には当職も依頼者に付き添いました(取調べの際は別室で待機でした。)。

その後、捜査機関が当該女性からの話を聞いたようで、依頼者の供述と整合性がとれたため、女性と示談することなく、本件は不起訴処分となりました。

 

弁護士から一言

今回は、刑事事件の中でも特異なケースでした。捜査機関において依頼者の供述と整合性がとれたため、示談することなく解決しましたが、全ての刑事事件が同じように解決できるわけではありません。

いずれにしましても、刑事事件において弁護士の介入は必要不可欠ですので、刑事事件でお困りの方はお早めに当事務所までご相談ください。

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