CASES

解決事例

遠方の警察署に対する刑事告訴が受理された事例

事件の概要及び罪名 ご依頼者は、都内に本店を置き、遠方の地で事業を開始した法人であるところ、事業を開始しようとした矢先、業務を委託した者がその地において、何ら権限がないのに、ご依頼者が用意した商品等を窃取したことが判明した。この件で、ご依頼者は、既に現地警察署で相談をしていたが、刑事告訴を受理するどころか、事件性がないとして刑事事件化することを拒まれたため、刑事告訴を依頼したく当事務所に相談に至った。 ※プライバシー保護のため、内容の一部を加工しています。
結果
  • 即日受理

弁護士の対応

ご依頼者が設置していた防犯カメラ映像からも、犯人による窃取行為は明らかでした。

加えて、現地の警察署員の対応は杜撰と言わざるを得ず、事案の緊急性や提出先が遠方であることに鑑み、即日受理してもらう必要がありました。

そこで、告訴状を先行して作成しながら、具体的告訴事実の中で、当弁護士が必要と考える関連証拠を、ご依頼者が現地警察署員に相談した際の会話内容も含めて、できるだけ多くご依頼者から提出してもらいました。

その他、事前のご依頼者からの相談に怠慢な対応をした警察でしたので、単に告訴状を送付するだけでは、また何かと理由をつけて受理しない可能性が極めて高かったので、公安委員会等に対し申入書を同時に送付することにしました。

全ての準備が整ったので、ご依頼から2週間程度で各関係機関に告訴又は申入れをし、即日に受理させることができました。

 

弁護士から一言

今回のケースは、遠方の地での刑事告訴ということで、即日受理してもらうことがポイントでした。そのため、代理人としてでき得ることは全て行った結果が、告訴受理につながったと思われます。

今回は相談の時点で、警察の対応があまりにも酷く、また集団での窃盗行為で緊急性も高いと判断したため、ご依頼者の迅速な対応または協力もありながら、即日受理に向けてスピード感をもって活動することができました。

解決事例一覧