COLUMN
コラム
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刑事事件
同じようで違う?-傷害罪と暴行罪の違い
はじめに 傷害罪と暴行罪は一般の方からすると、その違いがわかりにくいと思われるかもしれません。 例えば、相手と最初は口喧嘩していて、次第に互いにヒートアップし、ケンカ相手に殴る蹴る、胸倉をつかむ、突き...
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インターネット
電話番号ルートによる発信者の特定手続のメリットと注意点
発信者を特定するための2つのルート インターネット上で誹謗中傷の被害に遭い、発信者情報開示請求によって誹謗中傷の投稿をした発信者を特定したい場合、主に2つのルートがあります。 一つは、投稿者のインター...
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刑事事件
ディープフェイクポルノで問われる法的責任
はじめに 日進月歩の勢いで、AI技術は発展を遂げていますが、社会に役立つ利用が望まれます。しかし、特にここ最近では、AI技術を悪用し、まるで本人が被写体となって撮影されたかのように見せかけるわいせつ画...
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遺産分割・相続
再転相続~代襲相続・数次相続との違い
はじめに 被相続人が亡くなると、相続が開始し、まずやるべきこととして、相続人の調査と確定があります。 しかし、全ての相続において、相続人が配偶者だけとか、配偶者と子だけというわけではありません。中には...
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刑事事件
カスハラ防止条例違反によって問われる罰則とは?
令和7年4月1日、客からの迷惑行為などのいわゆるカスタマーハラスメント(通称カスハラ)を防ぐ条例が、東京都などで全国で初めて施行されました。 特に東京都では、対象となる業種等を限定せずに制定され、基本...
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インターネット
源氏名への誹謗中傷は名誉毀損に当たり得るか?
ホストやキャバ嬢などは、通常、本名とは違う源氏名で仕事をしています。またホストでなくてもテレビタレントも本名を隠して活躍している方もいらっしゃいます。 こうした源氏名又は仮名で仕事に従事する人に対して...
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遺産分割・相続
遺言書でトラブルにならないために|作成方法と記載内容について
遺言書は、亡くなられた方の遺産に関する最後の意思表示とも言うこともできる、被相続人名義の財産の分け方やその他の希望を記した法律で認められた文書です。 遺言書にはいくつかの種類がありますが、いずれも適切...
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刑事告訴
「不起訴処分」にも種類がある;「嫌疑なし」・「嫌疑不十分」・「起訴猶予」・「取下げ」・「罪とならず」
はじめに 不起訴処分とは、犯罪の嫌疑がかけられている人に対して、検察官が起訴しない処分をすることをいいます。加害者にとっては、一先ず安心する処分である一方で、被害者からすれば納得できない処分と思われる...
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債権回収
債権回収における23条照会(弁護士会照会)の方法と対象
例えば、勝訴判決を得た後、被告(債務者)が任意で支払わない場合は、強制執行によって債権回収を図ることになります。 債務者が任意に支払ってこない債権の回収をするにあたっては、強制執行をする必要があり、強...
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遺産分割・相続
遺言執行者の権利と義務について
遺言書の中には、遺言執行者が指定されていることもあれば、指定を第三者に委託されていることもあります。 指定され、就任した遺言執行者は、相続財産を管理しながら、遺言書の内容を執行していきます。 しかし、...