COLUMN
コラム
-
刑事事件
不同意わいせつ罪・不同意性交等罪に問われる「同意」の有無に関する証拠とは?
令和5年の刑法改正により新設された不同意性交等罪と不同意わいせつ罪では、「同意しない意思」という文言が条文で明記されています。 実際のところ、録音等の証拠がなければ、密室で男女が二人きりで性交等を行う...
-
刑事事件
美人局の被害に遭った場合の対応方法
美人局(つつもたせ)とは? 例えば、マッチングアプリなどで知り合った女性と実際に会う約束をして、女性と合意の下でホテルに入ろうとしたところ、あるいはホテルから出てきたタイミングで、(偶然遭遇したように...
-
刑事事件
痴漢で後日、逮捕される可能性はあるか?
痴漢行為は被害者や目撃者に取り押さえられれば現行犯逮捕になる ニュースでも度々報道されますが、痴漢行為は電車内や路上で行われるケースが多く、電車内であれば被害者や目撃者によって取り押さえられた場合は現...
-
刑事事件
痴漢行為でも不同意性交の罪に問われる?
最近、電車内での痴漢行為で、初犯の痴漢行為に対して、懲役4年の実刑判決が下されました。 これは、従前ではほとんど考えられないほど重い判決であり、去年の刑法改正が影響しています。 令和5年7月の刑法改正...
-
刑事告訴
不同意性交等罪・不同意わいせつ罪で刑事告訴するときのポイント
はじめに 令和5年に刑法が改正され、従来の強制性交等罪及び準強制性交等罪は、不同意性交等罪への名称が変わりました。改正により、犯罪が成立するための要件(構成要件)が拡大された結果、以前の法律では罰する...
-
刑事事件
20歳未満の者の飲酒防止に関する法律(未成年飲酒)
はじめに 周知の事実ですが、満20歳未満の人はお酒を飲んではいけません。これは法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた現在でも同様です。 居酒屋などで年齢確認をされた経験がある人も多いと思い...
-
刑事事件
【加害者向け】DVで問われる罪とは?
一般的に、DV(ドメスティックバイオレンス)と聞くと、婚姻関係にある男女以外にも、内縁関係にある男女や離婚した男女、同居しているカップルについてもDVは起こり得ます。 また男性から女性へのDVだけでな...
-
日常生活での法律問題
【被害者向け】DV被害に遭った時にどう対応すべきか?
DV防止法とは 正式には、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律といいます。配偶者暴力防止法と呼ばれることもあります。 DV防止法は、配偶者からの暴力の防止と被害者の保護を目的としたもの...
-
刑事事件
パパ活問題について
「パパ活でみだらな行為により逮捕」、「パパ活で詐欺により逮捕」など、近年、パパ活という言葉がニュースなどでよく聞くことがあると思います。 パパ活について、明確な定義はありませんが、一般的には、女性が男...
-
刑事事件
性犯罪に関する規定が変わりました。
令和5年7月13日から、性犯罪に関する諸規定が変わり、同日施行されました。 今回は、不同意性交等罪、不同意わいせつ罪について簡単に記したいと思います。 なお、性犯罪に関する規定が変わったことによる撮影...