COLUMN
コラム
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債権回収
債権回収における23条照会(弁護士会照会)の方法と対象
例えば、勝訴判決を得た後、被告(債務者)が任意で支払わない場合は、強制執行によって債権回収を図ることになります。 債務者が任意に支払ってこない債権の回収をするにあたっては、強制執行をする必要があり、強...
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債権回収
債権回収を公正証書に基づいて行うメリット
はじめに お金の貸し借りで、相手に返金を求めても支払ってくれない場合、多くの方がまず思い浮かべるのは「強制執行」ではないでしょうか。 強制執行の一般的な前提手続としては、訴訟を提起し、勝訴判決を取得す...
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債権回収
弁護士費用以外に強制執行にかかる費用について
債権回収のご相談の中に、弁護士費用以外にも費用がかかるんですかというお声をいただくことが多いです。 確かに、裁判所の判決等で債務名義を得て、弁護士に依頼した上で裁判手続で債権回収を図ろうとした場合、そ...
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債権回収
強制執行による債権回収率
令和5年中の強制執行の取下げは全体の約8割 令和5年の司法統計によると、第101表民事執行既済事件数-事件の種類及び終局区分別-全地方裁判所は、不動産や債権その他財産権に対する強制執行の総数は14万8...
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債権回収
債権回収に刑事告訴は有効な手段なのか?
債権回収は、債権者が、期限通りに支払われなかった債権を回収するために法的手段も含めて行動を起こすことをいいます。 一般的に、債権回収の実現を図るためには、任意や差押えなどの裁判手続がありますが、刑事告...
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刑事事件
ハラスメント行為に関する犯罪~被害者の立場から
はじめに 働き方の多様化など働きやすい職場作りにしようと社会全体で高まっている中、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、アルコールハラスメントなどの嫌がらせ、いわゆるハラスメントについては厳しい...
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債権回収
自分でできる支払督促の申立てと注意点
はじめに 債権回収の裁判上の手続として、支払督促の申立てがあります。 支払督促は、裁判所への出席が不要などのメリットがありますが、他方でデメリットや注意点もあります。 そこで、今回は支払...
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刑事事件
強制執行の妨害に関する罪
強制執行手続は、いわば債権者が債務者から金銭的な満足を得るための最終手段です。 こうした債務者またはその関係者からの強制執行を妨害する行為について刑事罰を科しています。 適正な手続により強制執行まで行...
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債権回収
強制執行に必要な執行文付与とは?
はじめに 強制執行は、債権者の権利を強制的に実現する手続で、債務名義によってその権利を証明し、執行を行います。 債務名義(勝訴判決など)を得られたからすぐに債権回収を実現できるわけではありません。事案...
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債権回収
民事執行の救済手続~執行抗告、執行異議、請求異議の訴え、第三者異議の訴え
民事執行の救済手続の概要 民事執行法では、民事執行の救済手続として、執行文付与、執行申立、決定・命令など各段階で不服申立ての手続が規定されています。具体的には、執行抗告、執行異議、請求異議の訴え、第三...