COLUMN
コラム
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刑事事件
勾留決定に対する準抗告~早期の身柄解放に向けた弁護活動
準抗告とは 裁判官が下した決定に対して行う不服申立ての手続の一つが準抗告です。 手続としては抗告もありますが、抗告は裁判「所」の決定に対する不服申立てであるのに対し、準抗告は裁判「官」の決定に対する不...
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刑事事件
刑事事件における示談の方法は?自分で示談交渉できる?
刑事事件では、加害者と被害者との示談は大きな意味を持ちます。 加害者からすれば、示談成立により、示談金を支払うとともに、被害届や刑事告訴の取下げをしてもらえたり、民事上の責任を解決することができます。...
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刑事事件
余罪捜査はどこまでされるのか?再逮捕の回数は?
よくニュースなどで逮捕された被疑者に対して、「警察は更に余罪があるとみて捜査を進めています。」と報道されることがあります。また実務上でも余罪で再逮捕、追起訴となることも少なくありません。 ...
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刑事事件
痴漢で後日、逮捕される可能性はあるか?
痴漢行為は被害者や目撃者に取り押さえられれば現行犯逮捕になる ニュースでも度々報道されますが、痴漢行為は電車内や路上で行われるケースが多く、電車内であれば被害者や目撃者によって取り押さえられた場合は現...
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刑事事件
路上痴漢で問われる罪と後日逮捕の可能性は?
痴漢は、電車内など密室で行われる行為とは限りません。夜間に人気のない路上で行われることも実際多くあります。 もちろん、こうした屋外での路上痴漢であっても、逮捕される可能性は十分あります。 ...
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刑事事件
警察に逮捕された場合、携帯電話(スマホ)の中身のデータは見られるのか
逮捕された場合、逮捕された人が持っている携帯電話も押収されることが多いです。また、逮捕までされなくとも、捜索差押許可状を持って警察が家や会社に急に来た場合にもスマホやパソコンは最も押収されることが多い...
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刑事事件
加害者から示談の話が…。被害者が注意すべきポイントとは?
刑事事件において、示談交渉は付き物です。 加害者側は、起訴前に示談を成立させて、加害者にとって有利な情状証拠として示談書を捜査機関に提出し、不起訴処分または減刑の方向へするために、示談を申し入れてきま...
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刑事事件
盗撮に当たる具体的な行為と盗撮行為によって問われる罪とは?
はじめに 一般的に、盗撮とは、改めて定義付けしなくても、なんとなくイメージがつくかと思いますが、被写体となる人の同意を得ずに勝手に撮影をすることをいいます。 撮影罪が新設(令和5年7月に施行)される前...
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刑事事件
インバウンド犯罪~外国人が日本国内で罪を犯し、帰国した場合はどうなるか?
はじめに 昨今、円安の影響ならびに新型コロナウイルスに対する措置が世界的に緩和されたこともあり、日本に訪れる外国人の数は多くなってきています。 観光地などではオーバーツーリズムが問題とされている市町村...
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刑事事件
家族が危篤状態でも勾留中の者は来られないのか?~勾留の執行停止という手段
勾留の執行停止とは 刑事手続において、勾留という身体拘束に対して、一時的に停止して身体拘束を解く制度があります。これを勾留の執行停止といいます(刑事訴訟法95条)。 そもそも勾留とは、被疑者が逮捕され...