COLUMN
コラム
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刑事告訴
器物損壊罪で刑事告訴したいとき
器物損壊罪とは 他人の物を、わざと壊したり傷つけたりしたときに成立する犯罪です(刑法261条)。 法定刑は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料です。 今回は、器物損壊の被害...
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風俗トラブル
【風俗営業における罰則②】無許可営業・名義貸し・客引き行為と法による制裁
はじめに 前回の風俗営業における罰則①では、風営法の遵守事項とこれに違反した場合の行政処分についてご紹介しました。 今回は、前回に引き続き、風営法の禁止行為とこれに違反した場合の刑事上または行政上...
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債権回収
自分でできる支払督促の申立てと注意点
はじめに 債権回収の裁判上の手続として、支払督促の申立てがあります。 支払督促は、裁判所への出席が不要などのメリットがありますが、他方でデメリットや注意点もあります。 そこで、今回は支払...
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刑事告訴
恐喝罪・恐喝未遂罪で刑事告訴したいとき
はじめに Xは、遊ぶ金欲しさに、Aに「金を出せ。出さなかったら車でさらってボコボコにするぞ。」と脅した。Aは、自分の身に危害を加えられるかもしれないという恐怖心から、Xに1万円を渡し、Xはこれを受け取...
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刑事告訴
業務上横領被害に遭った時の対応
業務上横領罪とは 企業内で起こることの多い犯罪であり、企業の財産を業務上従業員が着服したようなケースが、典型例です。 法的には、業務上自己の占有する他人の物を横領したときに成立する犯罪です(刑法253...
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刑事告訴
横領罪で刑事告訴を検討するとき
横領罪とは 他人から委託され、自分が占有している他人の財産を不正に処分したときに成立します。 例えば、会社のお金を預かって管理していた従業員が私的に流用した場合、レンタルで預かっている他人の車や腕時計...
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刑事告訴
暴行罪で刑事告訴したいとき
暴行罪とは 暴行罪は、暴行行為によって傷害結果が発生しなかった場合に成立する犯罪です。法定刑は、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料となります。 傷害罪の法定刑...
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日常生活での法律問題
破産手続の流れ
以下では、東京地方裁判所中目黒庁舎(通称ビジネス・コート、破産手続のほか会社法関連の紛争や知的財産権法関連の紛争も扱われます。)で破産申立てをする場合を前提に、ご説明します。ちなみに、同じく目黒区内に...
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風俗トラブル
【風俗営業における罰則①】風営法の遵守事項と公安委員会による処分
はじめに 風営法は、善良の風俗と正常な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止することを目的としています。 そのため、風営法は、風俗営業者に対し、一定の遵守事項と禁止行為を定めて...
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刑事事件
強制執行の妨害に関する罪
強制執行手続は、いわば債権者が債務者から金銭的な満足を得るための最終手段です。 こうした債務者またはその関係者からの強制執行を妨害する行為について刑事罰を科しています。 適正な手続により強制執行まで行...