COLUMN
コラム
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刑事事件
取調べ可視化の現状と今後の課題
はじめに 日本の刑事手続における取調べ可視化(録画・録音の導入)は、冤罪防止や違法な取調べの排除、被疑者の人権保護といった観点から大きく注目されてきました。特に平成28年の刑事訴訟法改正を契機として、...
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刑事事件
夫や子どもが大麻で逮捕されたら~大麻使用罪が施行されました
はじめに 「大麻は安全」、「大麻に害はない」、「大麻は合法」などの嘘の情報を信じ、若年層による大麻の所持、使用(THCを含有するCBDオイルを含む)といった事例が昨今非常に多くあります。 令和5年には...
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刑事事件
18歳未満との性交によって成立し得る犯罪とは
18歳未満の未成年者と性行為を行った場合、各自治体の条例違反や刑法によって処罰される可能性があります。処罰となった場合は、罰金刑や懲役刑となる可能性もあります。 また性行為をしたものの、相手が18歳未...
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刑事事件
保釈とは|保釈に必要な条件と保釈請求が通る確率は?~わかりやすく解説
犯罪の嫌疑がある者(被疑者)は捜査機関の捜査や取調べの後に起訴されると、被告人として刑事手続を踏むことになります。 ただ、逮捕されてから、仮に勾留満期まで身体拘束を受けたとすれば最長で23日間、そこか...
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刑事事件
逮捕されるのではないか不安であれば弁護士にご相談を
何かしらの犯罪をしてしまったことが明らかである、もしくは自分がした行為が犯罪であることは明らかであり、その場合に実際逮捕されるのかという不安や恐怖を抱え続けたままですと強いストレスを感じるでしょう。 ...
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刑事事件
口座の売買、譲渡・譲受は犯罪収益移転防止法違反、詐欺罪に問われる
犯罪収益移転防止法とは 正式名称は、犯罪による収益の移転防止に関する法律といいます。 この法律が制定された目的は、犯罪者や犯罪組織、テロ組織などへの資金供給を絶つことで犯罪行為による被害を減らし、犯罪...
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刑事事件
【令和7年6月1日改正刑法施行】懲役・禁錮刑は「拘禁刑」へ
令和4年6月13日、刑法が改正され、これまで刑事罰として、懲役・禁錮がありましたが、これらに代わる刑事罰として「拘禁刑」が創設されました。 【改正前】懲役刑と禁錮刑 改正前の刑法では、刑...
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刑事事件
逮捕されたら家族にバレますか?
刑事事件や犯罪に巻き込まれた方にとって、家族に事件のことを知られたくないと思われる方も一定数いらっしゃいます。 ・配偶者に知られれば離婚することになるかもしれない ・子どもの進学などに影...
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刑事事件
私文書偽造罪とは
はじめに 賃貸借契約書、売買契約書、履歴書、印鑑証明書、卒業証明書などなど、こうした文書は日常的な社会生活において、権利義務の関係や一定の事実を証明するものとして重要な役割を果たしています。裁判実務で...
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刑事事件
痴漢、盗撮で疑われたら名誉毀損で訴えられる?
混雑した電車内では、刑事トラブルが起きることがあります。 中でも痴漢や盗撮は、実際に行為をしている場合は別として、本当はしていないにもかかわらず、「この人痴漢です。」と女性から告発されてしまう可能性も...