COLUMN
コラム
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遺産分割・相続
遺言書の有無が不明な場合の、遺言書の探し方
Q 先日、父が亡くなりました。父は生前、公証役場で公正証書遺言を作成したと言っていましたが、手掛かりとなるような資料が乏しく、いつ、どこの公証役場で作成したのかわかりません。手あたり次第、父が住んでい...
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遺産分割・相続
【相続は争続?】よくある相続トラブルと予防策
遺産相続ではさまざまなトラブルが発生し、一度トラブルになると、当事者同士での話し合いは困難となるため、生前に対策をしたいと考える方も少なくありません。 このような時は、よくある相続トラブルと予防策を...
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遺産分割・相続
使途不明金を追及したい時と追及された時の対応方法
「被相続人が死亡して、相続財産を調査したところ、被相続人の預貯金が予想外に減っていて、ある相続人が勝手に引き出して使っていたのでは?」と疑問をもつケースは、実際の相続問題ではかなりあります。 今回は、...
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遺産分割・相続
2024年4月から相続登記が義務化されます。
突然ですが、相続登記はされましたか。 もうされた方、まだしていない方、相続すら発生していない方などなど多くいらっしゃると思います。 そして、まだしていない方の中には、これまで相続登記は義務とされていな...
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遺産分割・相続
遺産分割協議をスムーズに進めるために事前にしておくべきこと
遺産分割が必要なケース 一般的ではありますが、遺産分割の協議が必要なケースとしては、被相続人が遺言書を作成しておらず、相続人が複数いる場合には遺産分割協議を行う必要があります。 分割協議...
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遺産分割・相続
長期間経過後の遺産分割のルール
はじめに 令和5年4月1日から施行の民法改正により、相続開始時から10年経過後した未了の遺産分割については、原則として、法定相続分または指定相続分によって遺産分割することとなりました。施行日前に発生し...
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遺産分割・相続
相続による口座凍結でも、遺産分割前の預貯金払戻し制度があります。
はじめに 口座名義人が死亡すると、銀行等金融機関は、口座名義人が死亡したことを把握した時点で、相続人による不正な引出しなど相続人間のトラブルを未然に防ぐことを主な目的として、その口座を凍結し、そこから...
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遺産分割・相続
遺言の概要と、公正証書遺言があってもトラブルになるケース~内容に納得がいかない時の対処法も
遺言の方式は3種類 遺言の方式については、3種類あります。自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3つです(民法967条)。 自筆証書遺言 自筆証書遺言は、遺言者が、紙に、自ら遺言の内容全文を手書き...
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遺産分割・相続
特別受益と寄与分
典型的な例として、被相続人の配偶者は既に先立って亡くなっており、被相続人の相続人としては長男次男の2人の子供だけである事案で考えてみましょう。 被相続人は生前長男に結婚祝として1000万円を贈与し、次...
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遺産分割・相続
所有者不明土地(建物)/管理不全土地(建物)の管理制度
相続が発生してから遺産分割がされないまま長期間放置されると、その間に相続が繰り返されて、多数の相続人による遺産共有状態となる結果、遺産の管理・処分が困難になります(場合によっては、数十人の共有状態の土...